ウール生地の紫外線による変色について(冬衣の絨の日焼けについて) 雑記 2015年05月12日 今回は軍服の生地が余っていたので実験してみました。 5月に実験してあります 5日後の状態です 右が日光に晒されたものです 明らかに色が変わっています ですが、これは日焼けというよりも退色といったほうが良い感じです 緑色の染料が紫外線にやられて黄色が目立っているように見えます 装外(ボロボロの)軍衣のように完全に茶色に変色するまでにどれぐらいの期間が必要なのかは不明ですが、数日太陽光に当たるだけで明らかな違いが出てきましたから 例え部屋で保管する場合であっても蛍光灯、窓から差し込む光 等で紫外線を浴びるようなことには気をつけなければならないと思います。 特に濃緑色と呼ばれる九八式-三式軍衣の頃の生地は 変色しやすい緑色の染料が主ですので さらなる注意が必要です。