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さんま備忘録

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日本軍、陸軍 小刀 ナイフ

扱いが被服なのですがカテゴリは装備としました。


 

陸軍のナイフです。
日亜の刻印があります



言ってしまえば缶切り付きの普通の小刀ですが、
肥後守のように抑えが無いので若干使いづらい感じがします。





缶切りは押さえを外して90度開けます





実際に使うとすればこんな感じです。
(缶切り部分の塗装が直ぐに剥げてしまうので使うのはおすすめしません)

また、栓抜きとしては使えませんでした



↑実際に試したところの切り口


この形式のナイフは、大きいのと小さいのの二種類あるのですが、
小型の方、今回のヤツは小さすぎて使い勝手は色々とギリギリな感じです。

ナイフの方も頼りない感じですし、缶切りもストロークが短い分開けるのに手間取ります。

ただ缶切り押さえ部を除いた長さが人差し指ぐらいしかなく、かなりコンパクトですから
携帯性は抜群です。
(当然今のご時世では無理ですが)

九九式短小銃 銃口蓋(マズルカバー) 樹脂製の実物と複製品

撮影している時に配慮が欠けていて、実物と複製品の位置がごちゃごちゃになっています
すみません
薄い色のほうが実物です











複製品は実物から型を取ったのか、よく再現されています。

細かいことを言い出せば、ベークライトとプラスチックという材質の違いで手にとった時の重さや
角の形が違ってきていますがエアガンに付けるだけなら複製品でも十分だと思います


実物 &複製品 日本軍 伊号昭5式水筒 比較

特に実物に興味があったわけではないのですが、複製品の水筒の再塗装をするにあたって実物を参考にしたくなったので入手してみました。

 

左海外製複製品 右が実物です。
パッと見良く出来ています。 実物を型取りして複製したのでしょうか。





勿論実物にもいろいろあったはずですが、これらの違いに関して言いますと、
肩紐の色、水筒本体の厚みが違うようです。 




水筒は木製とコルク製で異なります。 栓にカビが生えていないのが奇跡的です。

 

こんなかんじです。 素材はアルミのようですが白錆すらありません






左複製品
重箱の隅をつつくようですが、注ぎ口の形状が実物とは若干異なります




実物と複製品の内部の違いです。複製品は溶接ですが、実物は鋳造のようです。
実物の方は腐食どころか錆さえもなく完全に新品の状態です。
奇跡的な状態で、贋作ではないかとさえ思えてきます。


実物の方は完全に新品状態なので使用するにもあまり抵抗がない感じです。
対して複製品は凸凹があったり、黒ずんでいたりと正直言って実用する気にはなりません
重金属が溶け出してきそうで、煮沸とかそれ以前の話な感じがします。
とはいえ実物の方も流石に70年以上前のものですから水を入れて飲むなんてことはしませんけどね・・・ 
ゲーム中の水分補給は別の方法を考えることにします。



刻印 日本アルミとあります。

 


肩紐ですが、これもかなり良く再現されています。

紐がペラいのと、後述する事以外は完璧だと思っています。




金具部分もかなり巧い感じです。  縫い目の位置が少し下めですが気になる程では有りません。

 

複製品は実物よりも肩紐を延長しているという話でしたが・・・
実物のほうが7センチほど長いようでした。

某所では延長品のみを販売しているようなので、中国製と混同してしまったようです。




海外複製 九九式弾薬盒 その他

中田商店の商品は品切ればかりなので欲しいと思った時に買うことが出来ませんでした。
 今回は安定的に供給されている中国製の弾薬盒を購入してみました。



俗にいう九九式弾薬盒は、革の節約などをしたものであるとされています。
確かに三八式のそれと比較してサイズも小さく正面の革が側面に回りこむなど生産性(?)の配慮もされているようです。



その構造がまさに欠点で、このように革が折れ曲がり開閉が困難になります。
実物はしっかりと出来ていてこのような事は無いのですが、中国製では配慮が欠点として現れているようです。

また余談ですが、実物の場合、革を3枚重ねにして強度を確保しているものもあります。
かなり豪華仕様ですが、昭和16年製でした。



仕方がないので折れ曲がっている部分は新聞紙で埋めることにしました。







片方は床面が毛羽立っているようだったのでトコノールで固めました。
この部分も気になりますね。 



サバゲー時にはこのように扱っています。
予備弾や銃口蓋は軍服のポケットに入れたほうが便利なのですが
そこは形を重視した上で敢えてこのようにしています。

走った時に中身が蓋にあたって音が出るので新聞紙で嵩上げしています。






こちら後盒です
仕切りも革3枚重ねだったり、釦も加工されていたりと豪華(?)仕様です。
しっかりとした形なので開閉に苦労はありません。
前盒とは対照的です。  ただしあくまで九九式弾薬盒の話です。

 

油缶が付属していて、蓋をあけるとこのような感じになっています。
使うことはないと思いますが、布を巻いてやることも出来そうです。





収納時は写真のようにしまうのですが、これがどうもキツキツでうまくいきません




最後に帯革です。 最もベースとなる部分であって一番大事です。




バックルの形状・縫い付け方法共にマトモな部類だと思います。
特に不都合はありません。



床面は磨きこまれているのですが、これが逆に悪い方向に向いています。
ツルツルなので走った時に服の上を滑ります。
弾薬盒が動くので鬱陶しい上に疲れます。
どうにかならないかと画策していますが、中田商店製にしたところで中国製なのでこの点は変わらないように思えます。


でくの房様 九九式短小銃 負革 改造


でくの房様の負革は素晴らしい物なんですが、三八式用の金具ですので
九九式用の金具を取り付けれるように改造しました。





単純にポンチで穴を開けるだけです。




個人的趣向ですが、もう少し色の濃いほうが好みなので手を加えてみました。

またいつものことながら途中の写真はありません。
写真を撮るのを忘れてしまいます。




最初の画像と比較すれば色味が変わっているのがわかると思います。

手順ですが
ヤスリで染料を落とす(#400-#800) →靴墨を真っ黒になるまで塗る
→ ある程度まで乾燥させ、レザー用クリームで靴墨を落とす
→ラナパー等の保革油で保護し、布で色がつかなくなるまで磨く

って感じでした 多分

 

割りと良い色に仕上がったと思いますが、表面にホコリをつけてしまったりと
完成形を崩すような結果であったとも言えます。

以前にも書いたと思いますがでくの房様の革は中国製の複製品と比べて本当に良いものです。
背負っていてズレることもなく、過度に擦れることもありません。

中国製の帯革はやはりツルツルしていて
走ると弾薬盒が上下に揺れてしまう欠点があります。
帯革も作っていただけるものならぜひともお願いしたいところです。
ラインナップしてくださいお願いします

ちなみに床尾負革止は三八式用の実物です
一応入るんだぞー ってことで




追記 このように目立つ場所に打たれているマークは贋作防止用のものらしいです。


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