ゲートル、脚絆について 日本軍装備:被服 2015年03月02日 ゲートルです 下から大正時代のゲートル、昭和14年製、昭和16年製です。 生地を拡大してみました。 一番上のものは四五式、大正11年製のゲートルです。 大正11年に生地質が若干変更になっているらしいですがそれ以前のタイプなのかそれ以後のタイプなのか不明です。 やはり四五式時代のものは品質が良いみたいできめ細かいです 足紐もウールで出来ていて解けにくくなっています 手元にはありませんが、昭五式の時代に足紐が綿製に変更になったらしいです 真ん中は昭和14年製です。 一番下は昭和17年製 末期になると布製だったり、足紐がスフだったりととんでもないことになります あと、昭和14年と16年製ではゲートルの長さが変わっています 14年製のほうが10センチほど長いです それと足紐の末端の処理が、14年のものは2回折り返してあるのに対して16年製はそのままミシンを走らせています