実物 九九式短小銃 初期型・中後期型 用 遊底止 (蹴子)ボルトストップ KTW_九九式短小銃 2014年08月19日 タイトルにもありますように、遊底止(ボルトストップ)です。 遊底止とは、遊底(ボルト)が飛び出さないようにする部品ですが 三八式歩兵銃のようなボルトアクションライフルを思い浮かべてください あれのボルトハンドルをチャキーンと引くわけですが、こういった部品がなければコッキング時にすっぱ抜けてしまうわけです。 細いことはともかくとして、そういった見解で多分合ってるような気がします。 上の中後期型と思しき部品は再仕上げしてあります。 これも別の記事で書くつもりですが、この色合を出すのに相当難儀しました。 中後期型はともかくとして、 初期型のブルーを再現するのは個人ではもはや不可能だと思われます これが再仕上げ前の御姿になります。 錆がかっていたのでリフレッシュ(毀損とも言う)です。 こういうこともあるので”実物”という区別では価値は判別できません ”実物オリジナル仕上げ” こいつが完璧です この通り仕上げが完全に異なります。 左中後期型、右が前期型 です 長さとネジ山の形が異なります 左右とも上に同じです。 遊底止の部品の一部になります 初期型はグラインダ、中後期型は普通の金物ヤスリを使っているようです。 部品に関しての紹介は以上です。 構造についての紹介に移ります 正面からは線が入っているように見えるだけですが、 中央部のものはアリ溝にて固定されているもので、板バネになります。 そして出っ張りの部分に遊底止板? を差し込みます。 板バネを押さえつけた状態 KTW製のダミーボルトストップも加えてみました(中央) 型取り品ですから、表面もよく似ています。 この状態だと見分けがつきません 比べてみてわかったのですが、この実物部品は角が多いせいか個体差が大きいようです。 検印もこの通り