複製品 南方防暑襦袢の襟の件 日本軍装備:被服 2014年05月13日 海外製の防暑略衣の話なのですが、襟の第一ボタンまでまともにしまらないという件について詳しく書いていこうと思います。 このような感じでうまく締まりません。 襟の方にもシワがよってしまっています。 私服と比べてみました。 私服の方は問題なく第一ボタンまでしまります。 これらの問題は襟の形状と、ボタンホールの角度が水平にならないために起こります。 襟の部分と干渉してしまうからです。 実物の防暑衣も、最初から第一ボタンをしめることを目的としていないものもあるみたいです。 ですから、製作ミスだとか欠陥だとか一概に述べることはできません。 ただ、実用を考える上では 曇りなどで肌寒くなる日もありますしボタンが閉まるということに越したことはありません。 かなり無理のある改造ですが以下のようにします ボタンホールを下向きに切って若干広げます また、切り広げた分、ボタンも下向きに付け直します。 第二ボタン以降との距離が狂いますが特に歪みはみられません 襟の形状を変えるのが面倒な人は試してみたらいかがでしょうか。