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さんま備忘録

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血のついた冬襦袢、血のついた日本軍の装備

別にオカルトじみた話をしたいわけではないのですが何か妙に気になったので記事にしておきます。

 

冬襦袢に血シミらしきものが見えます。
ちなみに下の紙は自分の血です。 たまたま血が付いたやつがメモ帳に残っていたので比較に乗せておきます。


その他疑わしい、もとい紛らわしい物です


ゲートルです。
(何が付いているのかわからないですけど血のような液体ではないでしょう。)



軍服です。
返り血でも浴びたのかと思うレベルで大量に付着しています。
(裏側には染みていないので恐らく鉄粉が錆びたものかと思われます。)
(裏に染みていないので鉄粉だと言われています)




こちらは雑嚢のサビ移りと防暑衣の何かのシミです。(醤油か?)
色の感じが違うのがわかると思います。
先ほどの血と思しきシミと比較すると色が結構違います






血が付いていることを考えると何か変な感じですが、
別に心霊現象とかは無く、変な気分になるというだけですから全くもって大丈夫です。
戦地から掘り起こされた小銃の手入れ具とか持ってても別に何とも無いですし・・・
 九九式短小銃の部品なんて殆どが曰くつきみたいなもんですし・・・
まあ別に大したことないでしょう


追記: 血としか思えない外套を入手しました。

 


三装落ちの九八式下士用外套です。
”装”の刻印があるので営内で使われていたものと思いますが(多分)
肩口に血のような何かがついてます 思いっきり裏まで染みてますので錆や泥ではないです。
溶剤に溶けなかったので水溶性の物で、血とか醤油かと思います。
ルミノール試験をしないと確実ではないですけど・・・ 血でしょうね


言葉のあや

国産と表記されたものが中国産だった
黄変米が食用として流用された・・・!
と言った偽装は法律で禁止されていますが、生活必需品に遠いものはそういった法規制が及んでいないところも多いようです。

それで軍装品に関係有るのかという話ですが、
レザーと書いてあるのに合成皮革 だとか メタル製って書いてあってホワイトメタル
とかそこら辺が関係してきます。

例えばレザー製ガンケース と言った商品の場合、本革ではなく合成皮革です。

また、KTWのHPでは三八式の部品にメタル製という記述がありますが
詳しくはホワイトメタルです。 プラスチック並に強度に劣る部品ですが、他の方々のブログを見れば亜鉛合金だと誤認されている方も居られるようです。
 ちなみにKTWのホワイトメタルは黒染は不可なので塗装仕上げになっています。

ともかくこの記事の落とし所は、表記に気をつけろってことです。
メタル製とレザー製の二点 ここは要注意です。

ebay 小銃部品 輸入

先に結論を書いておきます。
検索から来られた方々、銃の部品は例えネジ一本であっても輸入できません。
マジです。 知恵袋のテキトーな解答じゃなく、経験談です。


事のはじめは数年前に及びます。 最終ロットの九九式短小銃を入手したのですが、
触っているに連れて樹脂製部品が嫌になっていき
最終的にはバレル・レシーバー・ボルト以外・・・ ともかく危険な部品以外、
合法な部分だけはは実物にするんじゃと
考えを進めていました。


話は大筋から逸れますが、この「合法」というのもかなりグレーなようです。
銃刀法では、小銃の部品単体での所持は違法とされていませんが、
警察はバレルを所持している人間を血眼になって探しているらしいです。
バレルを持っていたら一発でムショ行きとか何とか。 間違いなく銃の主要部品ですから妥当でしょう。

また、ボルト、エキストラクター、レシーバー、ファイアリングピン等も同じです。
ここらへんの部品はヤフオクでは「他の部品が無いので合法です」と出品されているのを見かけますが、警察の解釈は違います。その落札者が他の部品を持っている可能性を否定しきれないので家宅捜索もありえるそうです。



また、これは私の推論なのですが、警察がそういう風に動くのは国内に死蔵されている
三八式・九九式の量がかなりあるからではないでしょうか。 
知り合いの実家には・・・らしいです。 当主が変わってその際に処分されたとのことですが
まあそういうことですね。 はい。 ちなみに祖父の実家は放火で全焼したので調べようが有りません



さて話をebayでの輸入に戻します。

もとより外国から銃のパーツを輸入するのはヤバそうだと思っていたので、ヤフオクで殆どの部品を揃えたのですが、下帯だけどうしても入手できなくて手を出してしまいました。

(参考図 KTW製)

正直鉄のリングだけなら大丈夫だろという軽い気持ちでした。

送料を20ドルも無駄に払って、30ドルの下帯を落札したのが先月
一ヶ月近く届かないので不審には思っていましたが、
先週ついに小包の代わりに一通の赤い手紙が届きました。

内容は「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」だったと思います。
まあ単純な話、銃のパーツだから輸入はダメだってことです。
税関には銃刀法のでは大丈夫なはずだと無理にでも通関してもらおうとダダこねたのですが、
どうにもこうにも「経済産業省の許可」が必要なようです。
 この許可は、輸入しようとする部品に該当する猟銃許可証が必要とのこと。
つまりエアガンにつけるんです なんて言っても許可が降りるわけでは有りません。

送り返しになりました。


こうして税関職員の凄まじい目利きによって
銃部品の密輸(仮に通関した場合そうなるようです)は未然に防がれました。
自分としては思い通りにならなかった部分なので不満は残りますが
日本の治安の為だと思えばしかたがないでしょう・・・
いや、下帯だけで治安が脅かされるわけなんて無いんですけどね

追記:ebay money back garantee という保証制度があるので申請したのですが
sellerの言い分が通ってしまいました。
こんなことがあるのかと正直死にたい思いです。
visaのチャージバックも不可でしたし完全に泣き寝入り、sellerは商品分を丸儲けという構造です。
海外はゴミですわマジで


[ebay] bait and switch

こんなの初めてですが経緯を一応書いておきます。

まず購入したのはこれ



知りたきゃgoogleの画像検索でも使ってください。

これ、どうせ中国製なんでしょうけど、アメリカのebayでしか販売されていないので
先月購入したのですが、写真とは異なり傷だらけで、しかも口蓋の革帯は付いていませんでした。

速攻ebayにクレームを入れて、まあ代用できる部品だったので70ドル分の10ドル返せと要求したのですが、頑なに返金を拒否されまして・・・
送料自己負担の上国際書留で送りました。

それで今朝届いたと連絡が来たのですが、それよりも先に
「この泥棒野郎! 金具奪ったな! その金具だけで50ドル(商品50ドル、送料20ドルでした)
の価値があるんだぞ!」と

私は「じゃあアンタは1ドル以下のゴミを70ドルで売ったのですね? 送料も20ドルじゃなくて実際は10ドルだったでしょ」
と送りましたが、「うるせえ泥棒」と返信が来ていました。

これどうなるんですかね



追記:買い手強し。 上告したら一気に返金されました。
ヤフオクだと商品が一部欠けてるのに「写真で判断してください」とかいう常套句で言いくるめられてしまいますもんね。
相手に詐欺るつもりがあるというのに行動を起こせないのがヤフオクの欠点です。













三八式歩兵銃/九九式短小銃 のエアガン・モデルガンで悩んでいる方に

単発のライフル銃を買おうとする中で、タナカ製とKTW製を比較して購入する必要がどうしても必要になると思います。(両方買ってしまう方は別ですが・・・)


私の場合は、高校生時代にKTW製の九九式短小銃を購入したのですが、
なけなしバイト代を使うにあたって相当悩んだ記憶があります。
ともかく、私が両方をじっくりと半年近く比較検討した上の成果(?)をここに記したいと思います。


まずざっとメリットデメリットを二社比較します。

タナカワークス(ガスガン)

メリット

ボルトやレシーバーの形状が限りなくリアル

定価が3万円安い

亜鉛合金製の本体は平滑に仕上げられていて美しい
(↑結構デカイ部分です)

デメリット

実射性能に劣る

微妙に形状が違う部分あり(後述)

KTW エアガン

メリット

実射性能に優れる


実物を型取りしているため、実物との交換が用意 & 細かい部分にも刻印有

デメリット

殆どが樹脂製部品

→最近のロットでは一部メタル製になっていますがそれでも"ホワイト"メタルですから力を加えるとグニャっと曲がります。
しかも塗装仕上げである上に表面はザラザラしています。

また、樹脂製の部分に関しては強度についても勿論のこと、表面がザラザラしている上にウレタン樹脂なのでしょうか、すぐに塗装が剥げます。 


微妙に形状が違う部分あり(後述)


まあざっとこんなものですが、これだけだと知恵袋の質問などに書いてあるとおりですし
対して参考にはなりませんね。 ここからはネチっこく比較するのに定評がある私の出番です。
意地悪いくらいの批判になるので、気にされる方はこのページを消すことをおすすめします。




 

 

KTWのHPから拝借しました。

写真は狙撃銃に見えますが、短小銃だと思ってください。
狙撃眼鏡は比較の対象外です。
*写真は基本左側が複製品です。

上の丸番は問題点を表しています。
他にも細い仕上げ・構造の相違や、ネジの規格違いなど大量にありますが
その部分を気にしてどちらか一方を選ぶという人は居ないと思うのでパスします。

また、この項目では一般的にわかりやすい表記をしています。
(例 照門→リアサイト、槊杖→クリーニングロッド)

タナカ製
① フロントバントとエンドキャップが一体成型

これもアレ?ってなる部分の一つです。 
 写真は実物です。見ての通り2つの部品にて構成されています。



② クリーニングロッド・クリーニングロッドキャッチが再現されていない。

この部分はKTWも同じなのですが、実物のロッドは60CM 近くあるのに対して
これら複製品は15cmしかありません。 また、その保持の方法も実物とは
異なります。

③ 単脚の形状がおかしい

タナカのモデルガンを参考にしたであろう漫画やアニメを見るたびに、タナカの罪深さを感じます。
ごく一部タナカ製のような単脚を持った実物もあったようです。


④ ボルトリリース(遊底止)のバネがネジ止め

実物はアリミゾになっている部分であります。 



KTW製
① フロントサイトが一体成型のホワイトメタル

思いの外目立つ部分です。

実物は照星を動かすことが出来、またピン止めになっています。(KTW製はゴム接着剤で固定)



② クリーニングロッド・クリーニングロッドキャッチが再現されていない



タナカ製と同様の理由です。
写真を見てもらうのが一番早いと思います。
とは言え実際には使用しない部分ですし、合ったとしても無意味ですけどね

 
ちなみに実物はこうなっています。





③ (1) 対空照尺バネがおかしい
 この部分、対空照尺を留めるバネが
板バネでなくステンレス線な上、固定方法がアリミゾでなくネジです。



 (2) リアサイトベースのネジが省略されている。

ネジが付いたまま型を取ったのか、ネジ山の部分だけが微妙に残っています。
自分は実物見るまでキズがあるものだと思っていました。

 


④ ストックに関しての問題

実物はこの部分にドレインホールが開いています。 省略されているものも有るには有るのですが、KTW製の元になった名古屋工廠製の初期型の物は穴が空いているもの以外見たことが有りません。

⑤ セーフティの形状
 KTW製はモッサリした感じです。





ここまで批判に終始していましたが、

タナカ製の、BB弾を発射できるにも関わらずの遊底回りの動作を完璧に再現しているところ

KTW製の素直な弾道 
は素晴らしいものと思います。


自分個人の意見ですが、
日本軍の武器が欲しいという方はタナカ製を
三八式歩兵銃/九九式短小銃がほしいという方はKTW製をおすすめします。

一応理由ですが、タナカ製は見た目が良く、またボルトの動作も実物通りなので完成度は非常に高いです。 それに日本軍の武器という括りで購入されるのなら細い点も気にならないでしょう。

KTW製の場合は、発射機構以外は実物を型取りしたもので、細部においても
実銃の雰囲気を感じることが出来ますし、樹脂製やホワイトメタル製の部品に不満があれば
簡単に実物と換装することが出来ます。 
ですから、実銃に限りなくリアルなものが欲しくてサバゲにも使いたいというのであれば
KTW製ということになります。



自分の場合は後者でした。
 とにかく九九式短小銃が欲しくて欲しくて仕方がなかったので全国の模型店に電話しまくって既に絶版であった九九式短小銃が残っている店を探し出しました・・・

経緯はともあれ、
実物を入手してポン付け出来るKTW製は自分のやり方にピッタリだったようで、今は発射機構以外の部品ほぼ全てが実物です。  ある意味自慢の一品となっています。




最後にですが、両社とも優れた点があるのでどちらを購入したほうが良いというのは断言できません。
ご自身で上記の項目を参考に、最終的にはご自分の判断で購入されたほうが愛情は長持ちするというものです。

本気になればグラインダーやら何やらで実物や他の複製品をぶった切ったりして装着すれば良いのですから・・・

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